今年の不全
兄弟の内、この虫だけ頭ひとつ飛び抜けて体重が乗りました。その結果、他の虫より大きく蛹化して羽化不全しました。
大きいから期待していたかというとそうでもなく、蛹の頃から羽や足の収まりが悪かったので不全は覚悟の上。ショックはあまり感じません。
この虫の成長過程をみていると、兄弟達が自分の羽化できる限界を把握してセーブしているのに対し、この虫は自分のキャパシティーを超えてしまうほど成長してしまったのではないかと思わされます。
では、このキャパはどのように決まるのでしょうか。血統によって決まるのか、幼少時からの飼育環境の積み重ねで決まるのかはわかりません。(どちらもそうなんだと思います)
ただ、この兄弟は羽化後の腹の縮みが遅い虫が多かった気がする。
まあ、不全はなるべくしてなるんだなと実感できました。
それだけ。